どきっ!とする動物たちの作品
- 村松
- 2018年3月2日
- 読了時間: 2分
DMが完成しました!これから入稿作業や諸々あるので配布は先になるかと思いますが、先にビジュアルを公開いたします。

出品者作家の作品をコラージュしてみました。今回の展示タイトルである「全部はみえない」のように、全部はみえないけれど、それぞれの作品が呼応しているような画面になればと思い、このようなビジュアルになりました。
作業、というよりははっきりとしたエスキースもなく絵を描くように作っていけたのはとても楽しい(苦しい…)作業でした!
良い出来になったと思います。早く配布したいです!
作業していて思ったことがあります。
「動物の絵、多くね?」
無意識に動物ばかり選んでいたのかな?と思って出品作品をみてみると、動物がいっぱい!
どきっ!
私なりに分析してみました。
幼児期の絵画は体感的な絵の具遊びや、「こうしたらこうなる」という体験を積み重ねていって、成長とともに描けるものが増えていくケースが多いです。
抽象的な作品の中にも、どきっとするようなものもありますし、今回の展覧会にもそういった抽象画は展示します。
どの段階で絵を好きになるか、または苦手意識が芽生えるかは人によって違うようですが、今回の動物モチーフの作品は体感、というより知識や観察に基づいて描かれているように感じます。
こちらの絵を見てみましょう。(my favorite!)

コピックペン(先が筆のようになっているもの)で描かれた毛並みや、左右非対称な表情は観察に基づいて特に作者の感情が動いた部分にように感じる。
また、全体的なフォルムや起伏のある形は「そのものらしさ」を作者が捕まえようとしている姿勢も感じる。この作品の中でもっともfavoriteな部分は、興味のあるところを描いて途中で終わっているところである。
評価を求めたり、完成が要求される現場ではこれが出来ない。が、作者はおる意味、評価から離れたところで、自分なりの表現を楽しんでいるように感じる。
実験のようにして描いているのは、犬だけではなく左端にある謎の塗り(これが良い!)からも推測できる。
偶然にしろ、絶妙な絵画的空間を作っている。
…と、私は考えました。あくまで私の考えですが。
他にも様々な作品が会場でご覧いただけます。1枚1枚、鑑賞や考察を促す作品が揃っています。
是非会場で鑑賞してみてください!
村松